東京都の教員採用試験、二次試験は個人面接がほぼすべてを決める。
このこと自体は東京都の二次試験対策ガイドで詳しく書いた。 面接票の書き方、当日の3パート制(面接票・単元指導計画・場面指導)、個人面接の頻出質問10問、場面想定問答の組み立て方——二次試験全体のフローはあの記事に全部入っている。
ここで書きたいのはもう一段深い話だ。
同じ「東京都の教員採用試験」を受けるにしても、小学校を受ける人と特別支援学校を受ける人とでは、面接官が見ているものがまるで違う。
評価の観点(教職への理解・教科等の指導力・対応力・将来性・心身の健康と人間的な魅力)は全校種共通で変わらない。 でも、5観点をどの場面で確認するかは校種で分かれる。 面接票・単元指導計画・場面指導という3パートのうち、どこに重心が置かれるかが校種ごとに違うからだ。 小学校は学級経営の総合力、特別支援学校は個別の支援計画への理解、養護教諭は保健室での対応というように、確認される場面そのものが変わる。
以下では校種別(小学校・中学校・高校・特別支援学校・養護教諭・栄養教諭)に分けて、面接官がどこを見ているか、どんな角度の質問が来やすいかを整理していく。 あわせて、想定問答を頭の中だけで終わらせず「声に出して練習する」ところまでどう持っていくかも書く。
なお、東京都の一次試験で実施される小論文(公式呼称は論文。論作文と呼ぶ受験生も多い)の対策は、二次の面接とは別物として小論文対策ガイドにまとめてある。 一次と二次で試験の性質がまったく違うので、この記事では二次の個人面接だけに焦点を絞る。
東京都の二次試験は個人面接(対象教科は実技試験も加わる)のみ。集団討論はなく、評価は5観点。日程は一次合格発表から二次面接までが約11〜13日と短い。
詳しい制度解説は二次試験対策ガイドに譲るが、この記事を読み進めるうえで最低限おさえておきたい前提だけ、ここで確認する。
二次試験の骨格
評価5観点
①教職への理解 ②教科等の指導力 ③対応力 ④将来性 ⑤心身の健康と人間的な魅力。
東京都が求める教師像 5本柱
①教育に対する熱意と使命感 ②教育の専門家としての高い指導力 ③豊かな人間性と感性 ④組織人として協働する力 ⑤学び続ける姿勢。
この5観点・5本柱は、これから校種別に見ていく質問すべての土台になっている。 校種が変わっても評価の物差しは変わらない。 変わるのは、その物差しをどんな場面・どんな言葉で確認されるかだ。
面接票の記入方法、当日の面接の進み方(面接票→単元指導計画→場面指導の3パート、各約10分)、場面想定問答の型(共感→確認→対応→継続)といった、全校種に共通する土台の部分は二次試験対策ガイドで扱っている。 まだ読んでいなければ、先にそちらで全体の流れをつかんでから、この先の校種別対策に進んでほしい。
東京都の面接は、5観点という同じ物差しで測られているのに、校種が変わると聞かれ方が驚くほど違う——これは論作AI制作チームの元小学校教員が繰り返し指摘してきたことだ。全校種共通の想定問答の丸暗記だけで臨むと、自分の校種特有の角度が抜けたまま本番を迎えることになる。
次の章から、校種ごとに面接官が見ているポイントと、頻出しやすい質問の傾向を整理する。
東京都は個人面接の過去問を年度別・校種別には公開していない。ここでは公式に示されている評価観点(5観点・5本柱)と、東京都教育委員会が公表している教育課題(多様性・地域差・特別支援ニーズの増加)をもとに、校種ごとに問われやすいテーマを一般化して整理する。年度を特定した実出題データが必要な場合は「確認できていない」ことを前提に読んでほしい。
先に断っておく。 東京都教育委員会は、個人面接で実際に出た質問を年度別・校種別には公式公開していない。 二次試験対策ガイドに載せた頻出質問10問や場面想定問答の例は、複数の受験者体験談を突き合わせて浮かび上がった全校種共通の傾向だ。
ここから先の校種別の内容は、その共通土台に、東京都が公式に示している教育課題(教育ビジョン・特別支援教育の状況・多文化共生の課題)を重ねて「この校種ならこの角度が来やすい」と一般化したものになる。 「◯◯年度に実際にこう聞かれた」という年度特定の事実は、確認できるものがない校種については書かない。 代わりに、面接票→単元指導計画→場面指導という東京都の面接3パートのどこで、校種ごとの評価がどう表れやすいかという軸で整理した。
全教科・生活指導・保護者対応をひとりの学級担任が背負う校種。単元指導計画のパートでも教科の枠を超えた学級経営全体の力(5本柱②)が見られ、東京都文脈では小1プロブレムや通常学級の特別支援ニーズへの理解が問われやすい。
学級経営という総合力の見られ方
小学校の面接票では、教科の専門性そのものより、学級づくりの経験を深掘りされる比重が高い。 中学校・高校のように専門教科だけを掘り下げられるのではなく、算数の授業設計から給食指導、保護者への電話対応まで、学級担任としての守備範囲すべてが評価の対象になる。 面接官が確かめたいのは「一つの授業がうまいか」ではなく、「一年間、学級という集団を安定して運営できるか」という総合力だ。
面接票の「これまでの経験」欄・「教員として大切にしたいこと」欄への深掘りは、二次試験対策ガイドの面接票の章で扱った内容がそのまま当てはまる。 小学校区分ならではの角度としては、単元指導計画のパートで「どの教科を選んだか」自体が一つの情報になる。 得意教科を選ぶのは自然だが、「なぜこの教科でこの単元を選んだか」を、学級経営全体との接続で語れると印象が変わる。
聞かれやすいテーマ
最後の「1年生の入学直後」は、東京都が課題として挙げている小1プロブレム(二次試験対策ガイドの5-4)と直結するテーマだ。 就学前教育との接続や、ルールに慣れていない子どもへの丁寧な関わりを、抽象論でなく「最初の1週間、何を優先するか」という具体的な言葉で語れると強い。
答え方のコツ
小学校の学級経営を語ると、理想の学級像を形容詞だけで語って終わりがちだ。 論作AI制作チームの元小学校教員が面接票の深掘りで見てきたのは、理想を一言で表す言葉自体はどの受験者もある程度たどり着けるという現実だ。 差がつくのは、その理想を日々のどの場面で実現しているかという具体の有無になる。 給食の時間の声かけでも、朝の会のひと言でもいい。 面接票の「これまでの経験」欄と結びつけて、自分の言葉で説明できる場面を一つ持っておくと、5本柱②の指導力が伝わりやすくなる。
一人の担任に教科担任制・部活動指導・進路指導が重なる校種。単元指導計画では教科指導者としての見立てが、質疑応答では生徒指導部・学年主任との協働(5本柱④)が問われやすい。思春期特有の生徒との距離感も評価対象になる。
教科指導者としての見立てと生徒指導の両立
中学校の単元指導計画パートでは、まず教科の専門性を持つ受験者をどう教科指導者として見立てるかが問われる。 そこに、思春期の生徒相手に学級経営と生徒指導を両立できるか、部活動の指導希望はどうかという中学校特有の要素が重なってくる。
「なぜこの単元を選んだか」「この単元で一番重視する時間はどこか」という深掘りは、二次試験対策ガイドの単元指導計画の章で扱った内容と同じ形式で来る。 中学校区分では、これに加えて「その教科の魅力を短く語れるか」という問いが重なりやすい。
聞かれやすいテーマ
部活動の指導希望は、教員としての働き方への理解と直結するテーマでもある。 「できます」と即答するのではなく、自分の経験と負担への現実的な理解を踏まえて答えることが、5本柱⑤の「学び続ける姿勢」ともつながる誠実さになる。
回答の組み立て方
思春期の生徒との距離感を問う質問は、正解が一つではない。 頭ごなしに叱らず、まず話を聞くという姿勢だけを答えると、質疑応答の深掘りでは浅く聞こえることがある。 論作AI制作チームの元小学校教員が見てきた差は、そこから一歩先に進めるかどうかだ。 思春期の生徒は、大人が自分の意見をきちんと受け止めているかを、話し方や間の取り方から敏感に感じ取る。 言い分を最後まで聞いたうえで、譲れない部分ははっきり伝える、というところまで踏み込んで言えると、中学生特有の距離感を理解していることが評価5観点の対応力として伝わる。
全校種のなかでもっとも教科の専門性が試される校種。進路指導・生徒の自律支援も評価対象で、5本柱⑤の学び続ける姿勢は教科知識のアップデートや共通テスト・大学入試の変化への理解として問われやすい。
教科の専門性がどう試されるか
高校は教科の専門性がもっとも強く問われる校種だ。 単元指導計画のパートで、「なぜこの題材を選んだか」という説明責任がより重くなる。 大学入試・共通テストとの連動を意識しすぎた知識偏重の授業にならないよう、「主体的・対話的で深い学び」をどう組み込むかという視点も見られている。
高校生は一人の人格として自律しつつある年代だ。 だから面接では「生徒をどこまで自律した存在として扱えるか」「進路という生徒自身の人生の選択にどう関わるか」という角度が強くなる。
聞かれやすいテーマ
最後の「なぜ高校か」は、中高両方の免許を持つ受験者に特有の深掘りとして報告されている。 「専門性を活かせるから」だけでは浅く、「高校生という発達段階に、なぜ自分は関わりたいのか」まで踏み込んで語れるかが差になる。
言葉にしておきたいこと
自分の教科が社会でどう役に立つかを生徒に問われたとき、事前に自分の言葉で整理していないとその場で詰まりやすい。 この手の問いは、正解を暗記して臨むほど答えが空々しくなる。自分がその教科に助けられた実感のある場面をひとつ掘り起こしておくこと——論作AI制作チームの元教員が勧める準備はそれに尽きる。
個別の教育支援計画・指導計画への理解が土台になる校種。東京都は特別支援教育の需要が急増しており、通常学級との連携・多職種連携が問われやすい。合理的配慮を平易な言葉で説明できるかも評価対象。
個別対応力とセンター的機能への理解
特別支援学校教諭の面接では、まず一人ひとりの子どもの実態をどう把握し、どう支援を組み立てるかという個別対応の力が問われる。 東京都は通常学級においても特別な配慮を必要とする子どもの割合が増加しており(二次試験対策ガイドの5-3)、特別支援学校教諭には自校の子どもたちへの対応にとどまらず、地域の学校を支えるセンター的機能への理解も求められる。
単元指導計画のパートでは、対象とする子どもの障害種・発達段階を明確にしたうえで、自立活動や生活単元学習といった特別支援ならではの領域から題材を選ぶことになる。 「この子の実態」を先に言語化してから「今日のねらい」を語れる状態にしておくことが、この校種の単元指導計画対策の基本になる。
聞かれやすいテーマ
合理的配慮とは何かを説明できるかどうかは、特別支援学校教諭を受ける以上、避けて通れない論点になる。 難しい専門用語を並べるのではなく、「同じゴールに向かうための、その子に合った手段の調整」というように平易な言葉で説明できるかどうかが評価される。
答えるときに外せない視点
医療的ケア児への対応など専門知識が問われる場面では、知識の量よりも、一人で判断せず看護師・医療機関・保護者と連携して動く姿勢を示すことが重要だ。 論作AI制作チームの元小学校教員が特別支援の質疑応答で重視するのは、医療や専門的な判断まで一人で背負おうとする姿勢ではない。 自分の専門外の領域があることを認めたうえで、誰にどう相談するかを具体的に言える姿勢のほうが、対応力の評価につながる。
保健室という一室を起点に学校全体の健康課題を見立てる立場。東京都文脈では外国にルーツのある子どもの健康管理や、心身の不調の早期発見での役割が問われやすく、担任・管理職との連携姿勢が評価の軸になる。
保健室から学校全体を見る視点
養護教諭は教科を教える立場ではないため、単元指導計画のパートは「保健指導」の実演として問われることが多い。 手洗い・睡眠・心の健康など、対象学年に応じた保健指導のねらいを、子どもが自分ごととして考えられる場面設計とともに語れるかが見られている。
養護教諭に特有なのは、保健室に来る子どもの背景にあるものにどこまで気づけるかという観察力だ。 けがや体調不良の裏に、いじめ・家庭環境の変化・不登校の兆候が隠れているケースは珍しくない。 気づいたことを担任・管理職・スクールカウンセラーとどう共有するか、その組織連携の視点が5本柱④と直結する形で問われる。
聞かれやすいテーマ
養護教諭区分は、年度別・校種を特定した実出題の記録がほとんど確認できていない。 ここまでの内容は、保健室での対応・学校全体との連携という養護教諭の職務から想定される観点として整理したものだ。
言葉にしておきたいこと
保健室に来る理由が体調不良だけとは限らないという視点は、面接のどこかで必ず語る場面が来ると考えておいたほうがいい。 担任にとって、保健室からの「今日少し様子が違いました」という一報がどれほど初動を早めるか——論作AI制作チームの元小学校教員も、担任時代に何度も実感してきたという。その一報を届けられる養護教諭かどうかで、子どもを守る網の目の細かさが変わる。
食育指導と給食管理の両方を担う校種。アレルギー対応体制や、多様な家庭背景・文化的背景への配慮が東京都文脈で問われやすい。担任・保護者・管理栄養士との連携が評価の軸。
食育と給食管理、二つの役割の両立
栄養教諭の単元指導計画は「食育の授業」として実演される。 「なぜ朝ごはんが大切か」「地場産物を知ろう」といった題材を、学年に応じてどう設計するかが問われる。 給食という日常の実践と授業を連動させる視点を持っているかが、栄養教諭ならではの評価ポイントだ。
栄養教諭は、食育の授業を担う立場と、学校全体の給食管理を担う立場を同時に持つ。 単元指導計画のパートでも質疑応答でも、この二つの役割をどう両立させるかという視点が問われやすい。
聞かれやすいテーマ
最後の「宗教上・文化的な配慮」は、東京都が抱える多文化共生の課題(二次試験対策ガイドの5-2)と直結するテーマだ。 外国にルーツのある子どもが増える中で、食のバックグラウンドの多様さに配慮した給食運営・食育指導への理解は、東京都の栄養教諭にとって現実的な論点になっている。
答えるときに外せない視点
アレルギー対応は絶対に事故を起こさないという緊張感が求められる一方、面接で語るときは一人で抱え込まず管理栄養士・担任・保護者と情報を共有する体制を語ることが重要になる。 論作AI制作チームの元小学校教員の見立てでは、栄養教諭は給食という毎日必ず起きる場面を扱う立場だからこそ、小さな違和感を見逃さない観察力と、それをすぐ共有する体制づくりの両方が質疑応答で問われる。
日程に余裕がない東京都の二次試験だからこそ、書類・練習・知識・当日という4つの切り口で抜け漏れを確認しておくと安心感が変わる。
一次合格発表(8月4日)から二次面接(8月15〜17日)までは約11〜13日しかない。 限られたこの期間に何を潰しておくべきか、4つの切り口で整理する。
面接は頭で理解しているだけでは通らない。論作AIの面接練習AIは無料開放中で、受験校種を踏まえた想定質問への回答を声に出して練習し、5観点で採点・フィードバックまで受けられる。
ここまで、東京都の面接を校種別に見てきた。 小学校の学級経営、中学校の思春期対応、高校の教科専門性、特別支援学校の個別対応、養護教諭の保健室対応、栄養教諭の食育と給食管理——校種ごとに問われる角度は違っても、共通しているのは「頭で分かっているだけでは、面接官には伝わらない」ということだ。
想定問答を紙に書いて満足するのではなく、声に出して相手に伝わる形で返せるところまで練習して、はじめて本番で使える力になる。
論作AIの面接練習AIは、いま無料開放中でクレジットカード登録も不要だ。 受験校種を選ぶと個人面接パートを想定したAI面接官が質問を出し、声に出した回答を評価5観点・100点満点で採点し、改善点まで返してくれる。 この記事で見てきた校種別の頻出質問——学級づくり、思春期の生徒対応、教科の魅力、合理的配慮、保健室対応、食物アレルギー対応——を、本番前にその場で壁打ちできる。
練習の流れは単純だ
受験する自治体・校種を選ぶ→AI面接官が想定質問を1問出す→声に出して(またはテキストで)回答する→評価5観点それぞれについて採点とコメントが返る、というサイクルを繰り返すだけでいい。 一問一答で終わらせず、同じ質問に別の角度から深掘りされたらどう答えるかまで練習しておくと、二次試験対策ガイドで触れた「面接票の深掘りに耐えられず止まる」という事態を防ぎやすくなる。 一人で練習していると、自分の回答が5観点のどれを満たしていて、どれが弱いのか客観的に判断しにくい。 そこを言葉にして返してくれる相手がいるかどうかで、直前期の伸び方が変わってくる。
校種別の想定問答を文章で固めておく使い方
面接練習の前段階として、想定問答を一度文章にしておくと、声に出したときの言葉がぶれにくくなる。 たとえば「あなたが受験する校種で、通常学級に在籍する特別な支援が必要な子どもへの関わり方を400字で書いてください」という形で入力すると、事実確認の丁寧さ・組織連携の視点・具体性という観点からフィードバックが返ってくる。 文章として一度整理してから声に出す練習に移ると、本番での言葉の出方が変わる。
東京都の小論文(論作文)対策として教育観を書き言葉にしてきた人は、小論文対策ガイドの作業をすでに一度通っているはずだ。 一次で文字にした教育観は、二次の面接でそのまま口頭の言葉として使える。 面接全般の基本(頻出質問・回答の組み立て方)をもう一段広く確認したい場合は教員採用試験 面接対策の完全ガイド、他自治体の校種別対策の書き方を参考にしたい場合は神戸市の面接対策記事も参照してほしい。
二次試験の本番まで、決して長い時間は残っていない。 「校種別に何が聞かれやすいかを知る→想定問答を書く→声に出す→AIに採点してもらう」——このサイクルを直前に一度回すだけで、当日の受け答えの安定感が変わってくる。 今すぐ登録すれば、クレジットカードなしでそのまま使い始められる。
Q1. 東京都の面接はいつ実施されますか?
令和9年度採用(令和8年度実施)の二次面接は、2026年8月15日(土)・16日(日)・17日(月)のうち指定の1日。 実技試験対象者は8月23日(日)に別途実施される。 一次合格発表は8月4日(火)で、面接まで約11〜13日しかない。
Q2. 東京都の面接に集団討論はありますか?
令和8年度実施の実施要綱に集団討論の記載はなく、実施されない。 東京都の二次試験は個人面接(対象教科は実技試験も加わる)が中心で、選考のほぼすべてが個人面接に集約される。
Q3. 面接で聞かれる質問は校種によって違いますか?
評価5観点(教職への理解・教科等の指導力・対応力・将来性・心身の健康と人間的な魅力)は全校種共通だが、質問の切り口は校種で変わる。 小学校は学級経営全般、中学校は教科指導と生徒指導の両立、高校は教科の専門性と進路指導、特別支援学校は個別の支援計画、養護教諭は保健室対応、栄養教諭は食育と給食管理が軸になりやすい。
Q4. 東京都固有の質問にはどんなものがありますか?
23区・多摩・島しょ部という地域差、外国にルーツのある児童生徒への対応、特別支援教育の需要増、小1プロブレムや中1ギャップといった都市部特有の課題が、面接の中で校種を問わず問われやすい。 「どこに配属されても向き合えるか」という覚悟が見られている。
Q5. 小論文(論作文)対策と面接対策はどちらを優先すべきですか?
東京都は小論文(論作文)を一次試験、面接を二次試験で行うため実施時期が異なる。 一次を突破した段階で二次の面接対策に全力を切り替えるのが基本の流れになる。 ただし一次試験で言語化した教育観は面接でもそのまま使えるため、無関係な準備ではない。
Q6. 面接練習はどうやって行えばいいですか?
一人で声に出して練習するだけだと、自分の回答のどこが弱いか客観的に気づきにくい。 論作AIの面接練習AIを使えば、AI面接官が想定質問を出し、声に出した回答を評価5観点で採点してフィードバックまで返してくれる。 書く→声に出す→客観的な評価を受けるというサイクルを直前期に回すことで、本番の受け答えの安定感が変わってくる。
Q7. 校種によって面接練習AIの使い方は変えるべきですか?
受験校種を選択したうえで面接練習AIに質問を出してもらう形が基本になる。 小学校なら学級経営、中学校・高校なら教科指導と進路、特別支援学校なら個別対応、養護教諭・栄養教諭ならそれぞれの専門領域を軸にした質問を練習しておくと、本番で聞かれる角度に近い形で準備できる。
この記事に出てくる試験日程・選考科目・評価観点は、東京都教育委員会が示す令和8年度実施(令和9年度採用)要綱をもとに、二次試験対策ガイドで確認した内容を参照した。校種別の質問傾向は、東京都が公式に示す教育課題を踏まえた一般化であって、年度・校種を特定した実出題の記録ではない点には注意してほしい。最新の実施要項は必ず東京都教育委員会の公式ページで確認すること。
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